スキンケアを探していると、よく見かける「ナイアシンアミド」。
シミやくすみが気になって美容液を探しているときも、シワやハリ不足が気になってエイジングケア化粧品を見ているときも、成分表や商品説明に登場します。
でも、
「そもそもナイアシンアミドって何?」
「シミ、シワ、保湿……結局どれにいいの?」
「40代なら取り入れたほうがいい?」
と、疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
肌でどんな働きが期待されているのか、基本の使い方や注意点をやさしく解説します🙋♀️
※化粧品と医薬部外品では、ナイアシンアミドが配合される目的や表示できる効能が異なります。この記事では、その違いも分けて説明します。
サクッと結論だけ☺︎
- ナイアシンアミドは、ビタミンB3の一種
- うるおいを守り、キメを整えるケアに取り入れられている成分
- 医薬部外品では、シワ改善やシミ・そばかす予防の有効成分として配合されている製品がある
- 同じ「ナイアシンアミド配合」でも、化粧品か医薬部外品か、何を目的にした製品かで期待できることは違う
- 濃度の高さだけで選ばず、自分の悩みと肌に合うものを続けることが大切
ナイアシンアミドとは?
ナイアシンアミドは、ビタミンB3の一種です。
「ニコチン酸アミド」や「ニコチンアミド」と呼ばれることもあります。
名前に「ニコチン」と入っていますが、たばこのニコチンとは別のものです。
スキンケアでは、化粧水や美容液、乳液、クリームなど、さまざまなアイテムに使われています。
ナイアシンアミドの特徴は、ひとつの肌悩みだけではなく、いろいろな角度から肌への働きが研究されていること。
たとえば、
- 肌のうるおいを守る
- シミ・そばかすを防ぐ
- シワを改善する
- キメなど、肌の見た目を整える
といった働きに関係しています。
特に40代になると、
「シミも気になるし、乾燥も気になる。最近はシワも……」と、悩みがひとつではなくなってきますよね。
👉そんな複数の肌悩みに関わる成分として注目されているのが、ナイアシンアミドです。
LeoNa’s Point ☺︎
「ナイアシンアミド配合=どの商品でも同じ効果」ではありません。
化粧品なのか医薬部外品なのか、また、どんな目的で配合されているのかによって、期待できることは変わります。
「ナイアシンアミドが入っているか」だけでなく、その商品で何を目的として配合されているのかまで確認することが大切です。
ナイアシンアミドに期待できること
① うるおいを守る
- 肌には、水分が逃げないように守る「セラミド」などがあります。
👉 肌のうるおいを守る力をサポートする成分として知られています。
乾燥しやすいときや、肌がなんとなく不安定に感じるときの保湿ケアにも取り入れやすい成分です。
② シミ・そばかすを防ぐ
- 紫外線を浴びると、肌ではシミ・そばかすのもとになるメラニンがつくられます。
👉 美白有効成分として配合された薬用化粧品では、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ働きが認められています。
今あるシミを消すものではなく、これからできるシミを防ぐためのケアです。
③ シワを改善する
- 年齢を重ねると、乾燥や紫外線などの影響で、目元や口元のシワが気になりやすくなります。
👉 シワ改善の有効成分として配合された薬用化粧品では、シワを改善する働きが認められています。
乾燥対策だけでは物足りなくなってきたときの、選択肢のひとつです。
④ キメを整え、なめらかな印象の肌へ
- 肌が乾燥するとキメが乱れ、くすんで見えたり、なめらかさがなく見えたりすることがあります。
👉 うるおいを保ち、キメの整ったなめらかな肌を目指すケアにも取り入れられています。
ただし、保湿感はナイアシンアミドだけで決まるわけではありません。ほかの保湿成分や、製品全体の使い心地も大切です。
ナイアシンアミドでできないこと
ナイアシンアミドは便利な成分ですが、これだけで肌悩みをすぐに解決できるわけではありません。
- 今あるシミを短期間で消す
- シワをすぐになくす
- 日焼け止めの代わりになる
といったことは期待できません。
👉 紫外線から守ること、乾燥させないことを基本に、毎日のケアで少しずつ取り入れていく成分と考えるのがわかりやすいです。
化粧品と医薬部外品の違い
ナイアシンアミド配合のアイテムを見るときは、化粧品か、医薬部外品(薬用)かもチェックしてみましょう。

ナイアシンアミドが美白有効成分として配合された医薬部外品には、
メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
という効能が認められたものがあります。
また、シワ改善の有効成分として配合された医薬部外品には、
シワを改善する
と表示されているものもあります。
つまり、同じ「ナイアシンアミド配合」でも、商品によって目指していることは違います。
👉 成分名だけでなく、パッケージや公式サイトで、「化粧品/医薬部外品」と、どんな効能が書かれているかまで見るのがポイントです。
ナイアシンアミドを取り入れる前に
こんな人の選択肢になる成分です
- シミ・そばかすを防ぐケアも、シワ改善も気になり始めた
- 乾燥やキメの乱れも一緒にケアしたい
- 肌悩みがひとつではなくなってきた
- 40代のスキンケアに、何を取り入れたらいいか迷っている
選ぶ前に確認したい3つのこと
- シミ・そばかす予防、シワ改善、保湿のどれを優先したいか
- 化粧品か、医薬部外品(薬用)か
- 毎日無理なく続けられそうな使用感か
使う前に知っておきたいこと
- 新しいスキンケアをいくつも同時に始めると、赤みやヒリつきが出たときに原因が分かりにくくなります。
👉 新しいアイテムは、一度に増やさず、ひとつずつ試すのがおすすめです。

40代になると、シミ、シワ、くすみ、乾燥……肌の悩みがひとつじゃなくなってきますよね😮💨
ナイアシンアミドをよく見かけるのは、そんな複数の悩みに関わる成分だからなのかも。
もちろん、これひとつで肌悩みが一気に解決するわけではありません。
化粧品か医薬部外品か、濃度や一緒に入っている成分によって、商品ごとに目指していることも違います。
シワならレチノール、シミ・くすみならビタミンCなど、選択肢はいろいろ💭
その中で、「何から始めたらいいか迷う」「保湿もシミ・シワ対策も大切にしたい」というときに、ナイアシンアミドは取り入れやすい成分のひとつだと思います。
人気だから選ぶのではなく、パッケージや公式サイトを見ながら、今の自分の肌に合うものを探していきたいですね🙌🏻
よくある質問
- ナイアシンアミドは朝と夜、どちらに使う?
-
朝・夜どちらにも使える製品は多いですが、使うタイミングは商品によって異なります。
まずは、パッケージや公式サイトに書かれた使い方を確認しましょう。
朝に使う場合は、スキンケアの最後に日焼け止めを使います。
- ナイアシンアミドはビタミンCと一緒に使える?
-
一律に「一緒に使ってはいけない」という組み合わせではありません。
ただし、配合されている成分や濃度、肌との相性は製品によって違います。
新しい製品を使い始めるときは、いくつも同時に増やさず、ひとつずつ試すと肌に合うか判断しやすくなります。
- ナイアシンアミドはレチノールと一緒に使える?
-
一律に併用禁止ではありません。
ただし、レチノールは乾燥や赤み、ヒリつきが出ることがあります。
初めて使う場合や肌がゆらいでいるときは、同じ日に新しいアイテムを重ねず、使用頻度を調整しながら取り入れましょう。
- どのくらい使えば変化が分かる?
-
数日〜1週間で、シミ予防やシワ改善への変化を判断するのは難しいです。
最初は、
- 赤みやヒリつきが出ないか
- 乾燥やかゆみが強くならないか
- 無理なく続けられそうか
を確認しましょう。
ナイアシンアミドを使った研究には、8〜12週間ほど続けて肌の変化を見ているものがあります。
ただし、感じ方には個人差があります。研究結果が、すべての市販製品やすべての人に同じように当てはまるわけではありません。
参考情報
この記事は、以下の情報を参考に作成しました。
- Tanno O, et al. Nicotinamide increases biosynthesis of ceramides as well as other stratum corneum lipids to improve the epidermal permeability barrier. British Journal of Dermatology. 2000.
└ ナイアシンアミドと、セラミドなどの角層脂質・バリア機能に関する研究 - Hakozaki T, et al. The effect of niacinamide on reducing cutaneous pigmentation and suppression of melanosome transfer. British Journal of Dermatology. 2002.
└ ナイアシンアミドと、メラニンの受け渡し・色素沈着に関する研究 - Bissett DL, et al. Topical niacinamide reduces yellowing, wrinkling, red blotchiness, and hyperpigmented spots in aging facial skin. International Journal of Cosmetic Science. 2004.
└ 年齢を重ねた肌のシワ、黄ぐすみ、色ムラなどを評価した研究
※医薬部外品の効能・効果については、必ず各製品のパッケージや公式サイトの表示を確認しています。
※2026年8月時点の情報をもとにしています。








