グリシルグリシンとは?毛穴への働きと「すり鉢毛穴」をやさしく解説|LeoNa美容辞典

洗顔したあと、鼻を触ってもざらざらしない。それなのに、鏡を見ると毛穴がぽつぽつと目に入る。そんな毛穴の見え方が、気になっていました😮‍💨

「手触りはつるんとしているのに、どうして毛穴は開いたように見えるんだろう?」

そんな疑問から毛穴について調べていくうちに出会ったのが、グリシルグリシンという成分です。

この記事では、毛穴が目立って見える理由の一つと、この成分にどんな働きが期待されているのかを、やさしく解説します🙋‍♀️

サクッと結論だけ☺︎

  • グリシルグリシンは、化粧品に使われる肌を整える成分
  • 毛穴のまわりの肌を整え、毛穴を目立ちにくくする働きが期待されている
  • 人の頬に使った試験で、毛穴のくぼみが小さくなったという報告がある
  • 変化には個人差があり、市販の化粧品でも同じ結果が得られるかは、まだ分からない
  • 成分名や濃度だけで選ばず、自分の悩みと肌に合うかを確かめることが大切

「すり鉢毛穴」って、どんな毛穴?

毛穴の入口のまわりが、すり鉢のようになだらかにくぼんでいるものを、この記事では「すり鉢毛穴」と呼びます。

下の図の中央にある、肌の断面を見てみてください👇

※毛穴の形と見え方を表したイメージ図です。

👉光の当たり方によってくぼみに影ができ、その影も重なって、毛穴が大きく目立って見えることがあります。

私の鼻の毛穴もこの形なのかは、鏡を見ただけでは分かりません。でも、手触りがなめらかでも、毛穴が目に入る理由はあるんですね。

グリシルグリシンは、肌でどんな働きをするの?

グリシルグリシンは、「グリシン」というアミノ酸が2つつながった成分です。化粧品では、肌を整える目的で使われています。

毛穴ケアで注目されているのは、皮脂(肌の表面に出るあぶら)が、毛穴のまわりの肌に与える影響をやわらげる働きです。

皮脂との関係を、下のイラストで見てみましょう👇

グリッ、シルグリシンと毛穴の関係をわかりやすく、イラスト化したもの

※研究で考えられている仕組みを、分かりやすく表したイメージ図です。

皮脂には、肌を守る役割もあります。その中に含まれる「不飽和脂肪酸」の一部が肌に刺激を与え、グリシルグリシンがその影響をやわらげる可能性が、実験で示されました。

では、実際に人の肌に使ったときにも、毛穴の目立ち方に変化はあったのでしょうか?


頬に1か月使った試験では?

資生堂の研究者が、日本ペプチド学会のニュースレターで紹介した試験を見てみましょう👩‍🏫

調べたこと内容
誰が、何を使った?社内の男性ボランティア21人が、顔の片側にグリシルグリシン入りの液を、反対側に入っていない液を使用
どう比べた?使い始める前と1か月後に、両頬の肌の凹凸を型に取って比較
どんな結果だった?グリシルグリシン入りの液を使った側で、毛穴のくぼみの※断面積が約14%小さくなったと報告

※「断面積」とは、くぼみを横から切ったときの、切り口の面積のことです。

👉つまり「約14%」は、肌の型から測った、頬の毛穴のくぼみの変化を表しています。「鏡で見たときに、毛穴が14%小さく見えた」という意味ではありません。

私の毛穴悩みにも関係ある?

化粧品を選ぶ前に、まずは「毛穴の何がいちばん気になるのかな?」と考えてみましょう💡

  • 触ったときのザラザラ感や、角栓が気になる
    ざらつきや角栓のケアについては、酵素洗顔の記事でも紹介しています。
    👉 酵素洗顔とは?肌に何が期待できる?種類・選び方をやさしく解説|LeoNa美容辞典
  • 手触りはなめらかなのに、毛穴が開いたように見える
    毛穴のまわりのくぼみや、そこにできる影が関わっている可能性があります。グリシルグリシンは、このような毛穴の目立ちをケアする成分として研究されています。

ざらつきと見た目の両方が気になることもあります。
手触りや鏡での見え方だけで原因を判断するのは難しいので、まずは自分がどんな変化を求めているのかを整理する目安にしてみてくださいね。

参考情報

  1. 資生堂|すり鉢状のくぼみと毛穴の目立ちに関する研究紹介
  2. 飯田年以|日本ペプチド学会ニュースレター No.68、2–3ページ(男性21人の試験は3ページ目)
  3. 関連論文:飯田年以ほか|顔の左右でグリシルグリシンを調べた研究(Journal of Dermatology、2009年)
  4. トゥヴェール公式|バランシングGAローションの商品情報

参考情報確認日:2026年11月5日

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