【ベトナム1人旅|最終日前半】ホーチミン廟と“昇龍”の都タンロン遺跡へ

【ベトナム1人旅|最終日前半】ホーチミン廟と“昇龍”の都タンロン遺跡へ

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期待と少しの不安で始まった初めてのベトナムひとり旅も、ついに最終日。

滞在を重ねるうちに、のんびりとした空気感、木々が揺れる南国の風景、色鮮やかな街並み、街中を自由に歩くワンちゃんやニワトリたち、そして最初は驚いたあのクラクションの音までも…だんだんと愛おしく感じるようになっていました♡

そんな最終日の午前中は「ホーチミン廟」へ。

…といっても、今回もまた予定通りにはいかず😂
でも、それすらもこの旅らしくて、最後の最後まで笑顔になれる思い出が増えた気がします。

どうか最後まで、一緒に旅を振り返ってもらえたら嬉しいです♡


▶︎“建国の父”ホー・チ・ミンが眠る聖地

実はこのホーチミン廟、2日目にも一度訪れていたんです。
でもその日はなんと…ノースリーブを着ていたため、まさかの入場NG!😱
(肌の露出NGなのは知ってたのに、うっかり💦)

ということで最終日にリベンジ✊🏻
朝イチで向かったのですが、さすがは建国の父が眠る場所。すでに長〜い行列ができていてびっくり。

この日は午後からスパの予約も入れていたので、時間的にギリギリ…ということで、まさかのリベンジ失敗😭
2回とも中には入れずじまいでした。笑

でも、ここは前向きに♡
「次回ベトナムに来る理由ができた!」って思えば、むしろラッキー✨

せっかくなので、ホーチミン&ホーチミン廟について簡単にまとめておきます⬇️

ホー・チ・ミン(Ho Chi Minh)は、ベトナム独立の象徴的存在であり、国民的英雄です。

20世紀初頭、フランスの植民地支配下にあったベトナムの独立を目指し、長年にわたり世界各国を巡って活動。
共産主義思想を取り入れながら、戦争や内戦の中で「ベトナム民主共和国(北ベトナム)」を建国しました。

彼のリーダーシップは「質素で清廉」。自ら贅沢をせず、国民とともに歩む姿勢を貫いたことで、現在も“ホーおじさん(Bác Hồ)”という愛称で親しまれています。

1969年に亡くなった後も、その功績は深く心に刻まれ、彼の名前が首都ホーチミン市(旧サイゴン)として残されているほどです。

ハノイにある**「ホーチミン廟(Lăng Chủ tịch Hồ Chí Minh)」は、ホーチミン主席の遺体が安置されている霊廟です。
場所は、ベトナムの政治的中心地である
バーディン広場。この広場は、1945年にホーチミンが独立宣言を読み上げた歴史的な場所でもあります。

建物はロシアの「レーニン廟」をモデルにした重厚な石造りで、荘厳な雰囲気が漂います。
内部では、ガラスの棺の中に安置されたホーチミン氏の遺体を静かに見学することができます(写真撮影・私語は禁止)。

見学のポイント(2025年時点)

  • 開館時間:午前7時30分〜10時30分頃(時期により異なる)
  • 定休日:月曜・金曜(年1回のメンテナンス期間は数ヶ月間閉館)
  • 入場料:無料
  • 服装ルール:ノースリーブ、ミニスカート、短パンなど肌の露出が多い服はNG(私はこれで入れませんでした…😅)
  • 注意点:朝から長蛇の列になるので、早朝の訪問がおすすめです!
  • 撮影禁止エリアあり:敷地内での写真撮影はOKですが、建物内はカメラ・スマホ禁止📵

▶︎最後の観光スポットへ|“昇龍の都”タンロン遺跡

今回ベトナムを旅していて、ふと感じたこと。
「あれ?この国、やたらと“”が多くない?」って。

たとえば、ハロン湾の観光で訪れたティエンクン洞窟では、
“龍王の娘の結婚式が行われた”というロマンチックな伝説が語り継がれていたり、
今日訪れる「タンロン遺跡」も、実は“昇る龍”を意味する場所なんです。

それもそのはず——
ベトナムでは“龍”は、とても特別で神聖な存在

王の象徴であり、国の守り神でもある“龍”は、歴史や建築、神話の中にたくさん登場していて、
今も人々の心の中にしっかりと生き続けているんです。

そんな背景を少し知っておくと、
これから訪れる「タンロン遺跡」も、より深く楽しめるはず♪

ということで、まずはちょこっとだけ
“ベトナムと龍の関係”についてご紹介させてくださいね👇

ベトナムでは、古くから“龍(ロン)”は神聖で特別な存在とされてきました。
それは単なる神話の生き物ではなく、「王の象徴」「国の守り神」として、人々の心に根付いているんです。

「タンロン」=“昇る龍”の意味

ハノイの旧称「タンロン(Thăng Long)」は、漢字で書くと「昇龍」。
その由来は、11世紀の皇帝・リ・タイトーがこの地に遷都したとき、金色の龍が紅河から天に昇るのを見たという伝説にあります✨

この出来事は「国運が昇る兆し」とされ、都の名前を“昇龍(タンロン)”としたのです。

龍は王のシンボル

ベトナムの歴代王朝では、龍は皇帝の権威を象徴するモチーフとして、建物・服飾・陶器・彫刻などあらゆる場面に使われました。

とくにタンロン遺跡にある建築や出土品の中には、

  • 龍が階段を飾る彫刻
  • 龍の形をした柱の装飾
  • 龍文様の陶器や瓦

など、龍モチーフがたくさん登場します。

龍はベトナム民族のルーツにも?

ベトナムには、「龍の子孫」を意味する伝説もあります。
建国神話では、ベトナム人の始祖は「龍の父と妖精の母」から生まれたとされており、
ベトナム人は“龍の子孫”であるという誇りが根付いています。

このように、龍はベトナムにとってただの神話上の存在ではなく、
歴史・文化・精神性のすべてをつなぐ重要な象徴なんです✨

ベトナムと“龍”の深い関係にも少し触れたところで——
いよいよ今回の旅のラストを飾る観光地、「タンロン遺跡」へ!

ホーチミン廟から歩いてすぐ、静かに佇む歴史の舞台。
入り口でチケットを購入し、ゆっくりと中へと進みます。

この瞬間から、まるで時空を超えるような、不思議な世界が待っていました…✨

門をくぐると、そこはまるで異世界——。

塀に囲まれた敷地の中に足を踏み入れると、たくさんの提灯が揺れていて、どこか幻想的な雰囲気に包まれます。
古い佇まいの立派な建物が静かに佇み、その場にいるだけで歴史の重みが伝わってくるようでした。

さらに進むと、いよいよ正門「ドアン門」へ。
門の奥には、タンロン遺跡の魅力が詰まったエキシビションルームがありました。

室内には、各時代から発掘された数々の出土品がずらり。
中でも印象的だったのは、“龍(ドラゴン)”のモチーフが使われた装飾の多さ!

展示を見ながら、「ここは本当に“龍の都”だったんだなぁ」としみじみ。
静かで荘厳な空気の中に、どこか優しさも感じられる、不思議な時間でした。

歴史的背景と世界遺産登録

  • 起源は7世紀:唐代の都「大羅城」から、1010年にリ・タイ・トー王が遷都し、「昇龍(Thăng Long)」と命名。以来13世紀にわたりベトナム南北の政治の中心地でした。
  • 王朝の歩み:リー・トラン・レ・グエン朝と、各時代の王たちによって拡張・改修されつつも、フランス植民地時代には多くが破壊されました。
  • 遺跡発掘と世界遺産登録:2002年以降の発掘で、宮殿の基礎や道路、井戸などが発見され、2010年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。

見どころスポット

  • ドアン門(Đoan Môn):荘厳な皇宮への正門。5つのアーチが並び、内部の発掘タイルが姿を見せています。oxalisadventure.com+3Vietnam Tourism+3vietnamluxuryexpress.com+3
  • 金天宮(Kinh Thiên Palace)跡:中心にある儀礼の場。今では石段と龍の彫刻だけが当時の栄華を忍ばせます。
  • ハノイ旗塔(Flag Tower):高さ33 mの塔で、フランス統治時代も破壊されず軍事拠点に利用されました。現在は市の象徴的存在です。
  • 北門(Bắc Môn):現存するもう一つの門。1780年代以降の王朝による改修が見られます。ウィキペディア
  • 後楼(Princess Pagoda):皇女の住居とされる建物。中国とベトナムの影響が混ざった優美な建築様式が魅力です。Local Vietnam
  • D67壕・地下壕:1954〜75年に北ベトナムの政治中枢として使われた地下施設。戦争中の緊張感を感じられる場所です。

観覧情報

  • 開館時間:毎日 8:00 ~ 17:00
  • 定休日:月曜日(※情報により異なる場合あり)
  • 入場料
    • 大人:70,000 VND(約330円)
    • 学生・シニア:半額の35,000 VND(約165円)
    • 子ども(16歳未満または1.3 m以下):無料
  • 音声ガイド:あり。英語・日本語を含む複数言語対応、貸出価格は100,000 VND(約500円)前後
  • 所要時間:約30〜60分程度が目安(展示室や地下壕を含めると+α)

アクセス方法

  • 住所:19C Hoàng Diệu St., Điện Biên, Ba Đình, Hanoi
  • 徒歩
    • ホーチミン廟から約500 m(徒歩約5〜7分)
    • ハノイ駅から徒歩約10分(約1 km)
    • ホアンキエム湖から徒歩約15〜20分
  • バス:Hoàng Diệu通りを通る複数路線利用可。運賃:7,000〜15,000 VND(約40〜85円)
  • タクシー/配車アプリ:旧市街からGrabタクシーで片道約52,500 VND(約300円)。バイクタクシーも利用可

▶︎まとめ|文化を巡る旅が教えてくれたこと

今回も、1回の記事ではとても書ききれないほど、たくさんの素敵な時間に恵まれました♡
ということで、「タンロン遺跡」編は前編・後編の2部構成でお届けします😊

やっぱり…異なる文化や歴史に触れるって本当に楽しい!
もっといろんな国を訪れて、もっとたくさんの“知らない世界”を見てみたくなりました✈️
(旅欲、どんどん加速中です。笑)

そして、ベトナムと“龍”の関係を知ったことで、ふと感じたこと。
「日本にとっての“特別な象徴”って、何だろう?」
意外と、自分の国のことって知らないままかも…💦
旅先で気づく、自分自身への課題。
“日本をもっと知る”という、次のテーマも見えてきた1日でした。


次回の【後編】では、旅の疲れを癒してくれた極上スパ体験から、帰国までの流れを綴っていきます♡
ベトナム最後の時間、そして旅の終わりに何を感じたのか——
また読んでいただけたら嬉しいです!

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました♡

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