LeoNaのブログにようこそ★
このブログでは、「アンチエイジング」「学び」「日常」をテーマに、毎日がもっとなる楽しくなるヒントをお届けします。美しさも知識も、年齢とともにあるもの。一緒に、充実した日々を過ごしましょう☺︎
今回は、LeoNaのおすすめの本を紹介させて頂きたいと思います♪
知念実希人さんの『神のダイスを見上げて』です。
地球滅亡の危機と、個人的な復讐劇が絡み合うサスペンス小説で、ページをめくる手が止まりません!
知念実希人さんならではの、二転三転する展開!
最後の最後まで『犯人』は分からない!
このブログを読んで、興味を持たれた方は、ぜひお手に取って読んでみてください。
★電子書籍版でもお楽しみできます⬇︎
神のダイスを見上げて (光文社文庫) [電子書籍版]
知念実希人さんについて
▶︎経歴
Profile
1978年10月12日生まれの小説家であり医師です。
沖縄県南城市出身で、東京慈恵会医科大学を卒業後、日本内科学会認定医として医療の現場で働きながら執筆活動を行っています。
2011年に「レゾン・デートル」で第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞し、翌年同作を改題した「誰がための刃レゾンデートル」で作家デビューしました。
医療ミステリーや本格ミステリーを得意とし、代表作には『天久鷹央の推理カルテ』シリーズ、「仮面病棟」「崩れる脳を抱きしめて」「硝子の塔の殺人」などがあります。
これまで本屋大賞に複数回ノミネートされるなど、高い評価を受けており、幅広い世代から支持される人気作家として活躍しています。
▶︎代表作
Title
「時限病棟」
「崩れる脳を抱きしめて」
「神のダイスを見上げて」
特に「仮面病棟」は映画化され、多くの読者に親しまれました。
医療の知識とエンタメ性を融合させた作品が魅力です。
▶︎プラス情報
+ Information
猫が好きで、保護猫の活動に寄付をしている。
「ムゲンのi」に出てくる『うさぎ猫』は、愛猫だったマンチカンの『ハリー』がモデルであり、noteのヘッダー画像やアイコンにも知念さんが撮ったハリーの写真を使用している。

この猫は、ハリーではありません。
「神のダイスを見上げて」
▶︎あらすじ
Outline
物語は、巨大な小惑星「ダイス」が地球に接近し、人類滅亡まで5日という緊迫した状況から始まります。
この「裁きの刻」を迎える中、高校生の主人公・漆原亮は、唯一の家族であった姉・圭子を何者かに殺害されます。圭子は全裸で胸にナイフを突き刺された状態で発見され、その死は亮にとって「世界そのもの」を失うも同然でした。
亮は姉を殺した犯人への復讐を誓い、謎めいた同級生・四元美咲の助けを得て犯人探しを開始します。彼は姉が所属していた天文学同好会や、ダイスを崇拝するカルト集団「賽の目」に足を踏み入れながら、事件の真相に迫ります。
▶︎ここが注目
Attention
巨大小惑星が地球に衝突する可能性というパニック要素と、姉殺害事件の謎解きが絡み合い、読者を引き込む展開となっています。物語は「裁きの刻」までの日数をカウントダウン形式で進行し、緊張感が高まります。
人間ドラマ
登場人物たちの複雑な感情や関係性が描かれています。特に主人公・亮と姉との絆や、彼が復讐心に駆られる中で成長していく姿が印象的です。また、刑事・岩田など周囲のキャラクターも物語に深みを与えています。
意外性ある結末
犯人や事件の真相が二転三転する展開があり、読者を飽きさせません。さらにラストでは、小惑星ダイスの運命についても読者に解釈を委ねる形となっており、余韻を残します。

▶︎書籍情報
Book Information
【文庫版】
▪️出版社: 光文社
▪️発売日: 2021年7月13日
▪️ISBN: 9784334792145
▪️価格: 748円(税込)
▪️ページ数: 352ページ
【ハードカバー版】
▪️出版社: 光文社
▪️発売日: 2018年12月20日
▪️ISBN: 9784334912543
▪️価格: 1,430円(税込)
▪️ページ数: 344ページ
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最後に
私が、この本の中で1番心に残った部分は、教会で出会った牧師さんとの会話で、
「偶然に地球という星が生まれて、そこに偶然生命が生じ、偶然それが増えて そんな偶然をくり返して、人間は存在している。私たちの存在自体が、宝くじに何度も連続し て当たるような偶然の上に成り立っているんだ。考えてもごらんよ、何回も連続で宝くじを てている人がいたなら、裏で誰かの意思が働いていると思うだろ」 「………………それが神だっていうんですか」 「『神』っていう概念は、そういう意思のことを指すんじゃないかな」
という部分です。
ストーリーの中で繰り広げられる、経験したことのない感情や、葛藤。
事の大きさは違うけど、私たちが生きる現実社会でも『悩み』『葛藤』『絶望』『挫折』『怒り』など、長い人生の中で誰もが経験する事だと思います。
そんな時、私たちの、この存在こそが奇跡の連続で生まれたものだと思ったら、何か、全ての悩みが希釈されるような気がしました。
知念実希人さんが伝えたかった本質は分かりませんが、私は、この本を読み終えて、このような気持ちになりました。
みなさんは、この本を読み終えた時、どのような気持ちになりましたか☻?
最後までご覧いただき、ありがとうございました♡
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