【ベトナム旅行記|ハノイ2日目】聖ジョセフ大聖堂・ホアロー刑務所を巡る歴史と街歩き

【ベトナム旅行記|ハノイ2日目】聖ジョセフ大聖堂・ホアロー刑務所を巡る歴史と街歩き

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1日目の興奮と感動が冷めやらぬまま迎えた、ベトナム旅行の2日目。

この日は、ハノイの歴史やローカル文化をより深く味わえる、ちょっぴりディープな1日になりました。

「観光地を巡るだけじゃもったいない!」
そんな気持ちでスタートした朝。どんな出会いや発見があったのか、ぜひ一緒に旅の続きを楽しんでくださいね♪


▶︎ハノイ2日目の朝|歴史と文化を巡る街歩きスタート!

日本との時差はたったの2時間🌏時差ボケも全くなく、朝もスッキリ目が覚めたので、昨日のVLOGで見かけて気になっていた「聖ジョセフ大聖堂」へ行ってみようと、さっそく身支度スタート▶️

いつも頼りにしているGoogleマップで検索してみると…なんと、ホテルから「聖ジョセフ大聖堂」まではたったの450m!徒歩6分という近さにびっくり😳

お散歩がてら出発🙌🏻

朝のハノイの街は、すでに活気でいっぱい。
屋台の湯気、バイクのクラクション、行き交う人々のにぎやかな声♪
普段ならちょっと騒がしく感じるかもしれないこの音も、旅先ではすべてが楽しくて、五感がわくわくするような時間✨

そんな賑やかな街並みの中、ふと視界に現れたのは、木々の間から顔をのぞかせる荘厳な教会⛪️

ベトナムならではのカラフルな建物の中に、突然あらわれる西洋のゴシック様式――
アジアとヨーロッパが交差する、不思議で新鮮な空気に一瞬で引き込まれます😮‍💨

間近で見る「聖ジョセフ大聖堂」は、年月を感じさせる佇まいで、その存在感に思わず足が止まるほど。
敷地内に足を踏み入れた瞬間、ふっと空気が変わったような…そんな神聖で静かな時間が流れていました✝️

かぶっていた帽子をそっと脱ぎ、教会の中をのぞいてみると――
そこには、溢れんばかりの人々が静かに座り、それぞれが十字架に手を合わせて祈りを捧げている姿がありました。

その厳かで静かな空間に一歩足を踏み入れただけで、まるで時間の流れが変わったかのよう。
信仰の深さと、祈る人々の真剣なまなざしに、思わず心が洗われるような気持ちになりました。

邪魔にならないようにそっと退散したけれど、あの神聖な空間に少しでも触れられたことが嬉しくて、心がすっと浄化されたような気持ちになりました🕊️

聖ジョセフ大聖堂(St. Joseph’s Cathedral)ってどんなところ?

ハノイの旧市街にたたずむ、美しいフランス・ゴシック様式のカトリック教会。
まるでパリのノートルダム大聖堂を思わせる外観で、「ハノイのノートルダム」とも呼ばれています。

  • 完成年:1886年(フランス統治時代)
  • 建築様式:ネオゴシック様式
  • 高さ:鐘楼の高さは約31.5m
  • 入場料:無料(ミサの時間を避ければ自由見学OK)

魅力ポイント

  • 外観の美しさに圧倒!
     年月を経た石造りの壁や、重厚感のあるファサードが印象的。朝の光や夕暮れ時の雰囲気も抜群です。
  • 写真映えスポットとしても人気📸
     大聖堂を背景にカフェテラスから撮るショットがSNSでも話題!観光客にもローカルにも愛される“映えスポット”。
  • 周辺はカフェ天国☕
     大聖堂の前には可愛いカフェが立ち並び、朝食や休憩にもぴったり♪「Egg Coffee(エッグコーヒー)」を楽しめるお店も多数。

アクセス

  • 場所:ハノイ旧市街(ホアンキエム湖から徒歩約5分)
  • 開館時間:通常は朝から夕方まで開放されていますが、ミサ中は内部見学が制限されることがあります。


その後は、次の目的地「ホアロー刑務所」へ向かうことに。

楽しい旅の途中で訪れるには少し重たい場所かもしれないけれど、こういった“負の遺産”にも触れることで、過去を知り、未来への学びにつながると考えて、足を運びました🚶‍♀️

場所は聖ジョセフ大聖堂から徒歩約15分、距離にして約1.1km。
のんびり街歩きをしながら向かいます。

カフェや市場でにぎわう通りを歩いていると、ふと視界に入ってきた立派な建物。まるでヨーロッパの街角にありそうな重厚な佇まいに思わず足が止まり、パシャリ📸

調べてみると、そこはベトナムの「最高人民法院」。日本でいう最高裁判所のような場所だそうです。

ハノイの街は、ベトナムらしい伝統的な建物とフランス統治時代の洋風建築が絶妙に混ざり合い、ただ歩いているだけでも飽きない美しい景観が広がっています🏰

そんな街並みを楽しんでいるうちに、気づけば「ホアロー刑務所」に到着していました。

入口でチケットを購入し、重厚な門をくぐって建物の中へ。

受付ではスタッフから「オーディオガイドがあるよ」とすすめられ、日本語にも対応しているとのこと。100,000VND(約550円)でレンタルし、ガイド機を手にいざ見学スタートです。

扉を開けて中に足を踏み入れた瞬間、ひんやりとした空気が肌に触れ、静まりかえった空間に思わず息をのむほど。分厚い石造りの壁に囲まれた空間は、まるで時が止まったかのようで、ここで過ごした人々の時間が、そのまま封じ込められているような印象を受けました。

展示エリアでは、実際に使われていた独房や、足を拘束するための木製の枷(かせ)がそのまま残されており、当時の過酷な収容環境が目に見える形で迫ってきます。

中には人形を使った再現展示もあり、囚人たちが無言でうつむくその姿は、言葉がなくとも胸に突き刺さるものがありました😢

さらに進んでいくと、ベトナム戦争期の展示エリアへ。当時ここに収容されていたアメリカ兵捕虜の暮らしや、戦時中の報道写真・資料が並び、ただの歴史ではなく「生きていた人の記録」として静かに語りかけてくるような、そんな空間でした📜

オーディオガイドの存在は本当にありがたく、ただ展示を見るだけではわからない歴史の背景や、一人ひとりの人生にまつわるエピソードまで丁寧に語ってくれました。静かに耳を傾けながら歩くことで、この場所に込められた想いや時代の重みを、より深く感じ取ることができました。

中でも衝撃を受けたのは、実際に使われていた処刑台——ギロチンの展示。冷たく無機質な鉄と木の構造は、見るだけで言葉を失うほどの迫力がありました。正直、カメラを向けることすらためらわれ、シャッターはほとんど切れず…けれどその分、目に焼きつけておこうと心に決めました。

見学中は、胸がぎゅっと締めつけられるような重たい気持ちになる瞬間も多くありましたが、それでも“知ること”の大切さを、改めて深く実感しました。

楽しいだけが旅じゃない。こうした過去に触れ、その地で何が起こったのかを感じ取ることも、心の旅になる——そう思わせてくれる、忘れがたい時間になりました。

概要と歴史

  • 建設:フランス植民地時代の1896年頃、「Maison Centrale」として政治犯や独立運動家を収容する施設として建設 。
  • 刑務所の名称由来:「Hoa Lo(火炉)」は元々「鍋ストーブ通り」から由来し、「炎の穴」「地獄の穴」を意味 。
  • 収容状況:1900年代、収容人数は460人から最大2,000人超へ激増し、過密状態・拷問・病気が蔓延する「植民地のバスティーユ」となった 。
  • 米軍捕虜収容:1964〜73年のベトナム戦争中、米軍パイロットなどを収容。米兵は皮肉を込めて「ハノイ・ヒルトン」と呼んだ 。
  • 博物館化:1990年代にほとんどが取り壊され、現在は正門ゲートと一部建物が博物館として保存されている 。

主な見どころ

  • フランス時代の独房・拷問施設:独房、地下の「地獄」区画、収容棟などが見学可能 。
  • ギロチンの現物展示:4 mの高さを誇る本物の処刑装置が保存されている 。
  • 戦前の脱走ルート(下水):1945年に政治犯約100名が脱走した下水道の入り口が展示されている 。
  • 米軍捕虜展示:ジョン・マケイン元米上院議員など米軍捕虜の写真や所持品などがある 。
  • 記念碑:庭には別の政治犯を追悼するレリーフ付きの記念碑がある 。

観覧情報

  • 開館時間:毎日08:00~17:00
  • 入場料:50,000 VND(約220〜300円)。シニア・学生など割引あり、6歳以下は無料。
  • 音声ガイド:8言語対応で50,000 VND。日本語にも対応 。
  • 観覧時間:約30〜60分が目安

アクセス方法

  • 住所:1 Hoa Lo St., Hoan Kiem District, Hanoi 。
  • 徒歩
    • ハノイ駅から約10分 。
    • ホアンキエム湖南側から徒歩約15〜20分 。
  • バス:02、09、23、32、38、41など複数路線が近くを通る。運賃:7,000~15,000 VND(約0.3~0.6USD)。
  • タクシー/配車アプリ:Grabなどで旧市街から片道2 USD程度。バイクタクシーもあり 。
  • 駐車:周辺に駐車場あり。歩きや自転車観光のルートにも好適 。

▶︎まとめ|ハノイの歴史を巡る前半の旅、次回はいよいよ映えスポットへ!

朝から聖ジョセフ大聖堂、そしてホアロー刑務所と、ハノイの歴史を肌で感じる濃密な時間を過ごすことができて、大満足の1日✨

けれど…ハノイ2日目はまだまだこれから🙌🏻
実はこのあとも、素敵な出会いや景色がたくさん待っていました🩵

1箇所ずつが本当に見応えがあるので、今回はここまでにして、続きは次回にじっくりとご紹介しますね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました☺︎

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